前回、第1回目として旭ドラムさんのご紹介をさせていただきましたが、大変わかりやすかったといった声もありましたので、引き続き会員企業のご紹介をしていこうと思います。
第2回目は、弊社日本ポート産業です。
業種・業務内容
日本ポート産業は、主に国内主要食品メーカーが使用する海外からの輸入食品原料を国内の窓口として保管しております。冷蔵倉庫で保管しているものは、畜肉・水産品・果汁・農産品・乳製品といったさまざまな商品があり、商品ごとに冷蔵、冷凍の温度帯で保管しております。
冷蔵倉庫の種類については、冷凍専用、冷蔵専用、冷凍と冷蔵を切替できる倉庫、商品に霜がつかないようにゆっくりと解凍することができる倉庫、商品を熟成させることができる倉庫などがあり、詳細をお知りになりたい方は、ホームページをご覧ください。 日本ポート産業株式会社
日本ポート産業 神戸魚崎冷蔵倉庫は、1箇所においての営業倉庫登録面積が、兵庫県で1位の冷蔵倉庫となっております。(2024年7月時点)
業務フロー
冷蔵倉庫業の主な仕事の流れは、商品の「入庫」「保管」「出庫」です。コンテナで輸入される商品をパレットに積み替えし、検数の上、倉庫に入庫します。
そして、お客様の依頼があるまで適正な温度帯の倉庫で保管し、通関後商品をトラックに積み込み出庫します。
その他事業や取り組み
冷蔵倉庫業のほか附帯事業として、運送事業や商品加工事業も行っております。
SDGsにも取り組んでおり、主なものとして環境に配慮した冷凍機の使用や屋上に太陽光パネルを敷設し、発電した電力を自家消費しております。
会社の歴史
昭和48年に日新製糖、雪印メグミルク、上組3社の合弁会社として設立されました。設立当初は、現在の敷地の4倍程度を所有しておりましたが、紆余曲折を経て現在の状況となりました。
昨年、創立50周年をむかえ、敷地内に記念植樹とタイムカプセルを埋設し、次の100周年をめざし、日々努力し活動しております。
三工区内での位置
三工区の南南東に位置しており、海上自衛隊阪神基地隊の西隣になります。
湾岸線から海側を見下ろすと、三工区の南東側に大きな白い建物が見えます。
最後にメッセージ
物流業界のなかでも、輸入商品を扱う冷蔵倉庫業ということもあり、皆さまにあまり馴染のない会社だと思います。
しかしながら、食品自給率の低いわが国においては、欠くことのできない輸入商品を扱う会社というのも事実です。
今回のご紹介で少しでも皆さまの頭の片隅にでも留めていただけると幸いです。